棟梁と親しくなることの益

現在,パパまるハウスさんで30坪の平屋建設をお願いしています。本日は棟梁と親しくなることの益と思えることを書きたいと思います。

毎日現場に通って棟梁と親しくなれました

これまで度々,担当してくださっている棟梁についてご紹介してきました。

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そして,これも書いてきたことではありますが,わたしの自宅は現場から車で5分くらいのところ。仕事の融通も利くので,毎日現場に足を運んでいます

しかも,朝差し入れを持っていき,夕方差し入れの箱を持って帰ってくる,つまり,毎日2回現場に行っています

さらに,その度に家の中に入って進み具合を見学させていただいております。もちろん,棟梁の許可をいただいて。それで,当然棟梁とは仲良しになれました

棟梁と親しくなることの益-その1

家を建てている方の中には建設地が非常に遠かったり,あるいは仕事の関係などで棟梁とお会いすることなく建設が終わってしまった,という方もいらっしゃるかもしれません。

そうした方と比べると,わたしはとても恵まれているかなと思います。といいますのは,棟梁と親しくなると,いいことがいろいろあります。そのうちの3つをご紹介します。

まず,1つ目。建設がどのように進んでいくのか,教えてもらえます。わたしの場合,「1月8日に窓サッシが入ること」「電気の配線が1月12日に行われること」「アクアフォームの施工は1月14,15日の2日に渡って行われること」「1月18日にZ空調が取り付けられること」など,すべて棟梁からお聞きすることができていました。

そのような予定が分かっていると,例えば電気配線の時に少し立ち会って,「○○はこうしてほしい」などのお願いを職人さんに伝えることができます

実際,電気配線において一つの点をお願いし,変更していただいた点がありました。とても良かったと思っています。

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棟梁と親しくなることの益-その2

さらに,2つ目。棟梁と親しくなると,建設に関していろいろとお聞きすることができます。わたしは建設に関しては全くの素人で,棟梁の話を聞くと「へー,なるほど」と思います。

例えば,棟梁は非常に経験が長い大工さん。でも,経験が長くても正直あまり気が乗らないというか,とても大変だと思う現場があるようです。それは,2階建て,しかも小屋裏収納がある2階建てがとても大変だそうです。

そうした建設は重い資材を実質3階まで運んでいきながら建てるので,とても疲れるようです。それに比べて,平屋はとても楽だとおっしゃっていました。わたしがお願いしているのは平屋なので,棟梁にとってはとてもやりやすいのかと思います。

また,わたしは大工さんというのはハウスメーカーに所属しているのではなく,個人でやっているのかと思っていました。いろんなハウスメーカーから声を掛けられて,その都度異なるハウスメーカーの現場で仕事をするのかと思っていました。

でも,今回担当してくださっている棟梁は「パパまるハウス専門の大工になっている」とおっしゃっていました。「あっ,そうなっているんだ」と初めて知りました。

さらに,大工としてどんな順番で作業を進めていくのかも教えてくれました。わたしにとって将来役立つ知識ではないのかもしれませんが,興味深くお聞きできました。

棟梁と親しくなることの益-その3

そして,3つ目。これは実際にとても良かったと感じている点ですが,細かな点の修正やお願いをお伝え出来,対応してもらえます

わたしがしたお願いの一つは壁に下地を入れること。2つの部分に下地を入れてもらい,さらに1カ所,将来入れてもらう約束をしてくれました。

まず,下地を入れてもらった1カ所目。

ここは8.5帖の部屋ですが,木材が立てかけられている部分,窓の右横をご覧ください。ここには大きな壁掛け鏡を掛ける予定なので,吊るすためのフックが必要です。そこで,下地を入れてもらい,

こんな感じにしていただきました。(写真の角度が違くてすみません。)

下地場所が分かりやすいように,窓サッシの真ん中の高さに入れてもらいました。

アクアフォーム施工の後だったので,アクアフォームを少しはがす作業が必要だったようです。棟梁,済みませんでした。でも,ありがとうございました。

さらに,洗面室内のこの部分。

ちょっと分かりづらいかと思いますが,右下に青く見えるのは洗濯機の排水口洗濯機への給水ホースもその先に見えていると思います。この写真を撮ったわたしの裏には洗面台が付く予定です。

そこで,この正面の壁部分にタオルハンガーを取り付けようと思っています。洗面台の横壁でもよいのですが,洗面台がどこまで出るか[厚み]が不明なので,横壁の幅がどの程度となるかが分かりません。そこにタオルハンガーを取り付けられるか現時点で不明です。

なので,洗面台の斜め前となるこの写真の正面に取り付けることにしたのですが,そこに下地を入れていただいて,

こんな感じにしていただきました。(これも写真の角度が違くてすみません。)

左横にコンセントがあるので,写真を撮っておけば下地場所が分からなくなることはありません

あと1カ所下地を入れていただく部分は玄関なのですが,玄関は靴箱が取り付けられるので,実際の下地入れはまだ少し先になります。

でも,こうした場所に下地を入れておかないと,石膏ボードに取り付けることになってしまいます。その場合,取り付けも石膏ボード用のねじが必要となりますし,強度も心配になります。やはり,下地があると安心。

可能であれば棟梁とのコミュニケーションをお勧めします

こうしたことは,もしわたしが現場に足を運んで棟梁と親しくならなかったらお願いできていなかったと思います。

棟梁にはお手数をおかけいたしましたが,お願いを聞いていただけてうれしく思っています。それで,みなさんももし現場に行けるようでしたら,棟梁とコミュニケーションをとることをお勧めいたします

では,また次回の投稿もお楽しみに。