最大の後悔-曇りガラス(型ガラス)

規格住宅のハウスメーカーであるパパまるハウスさんで建設をお願いしています。土地探しからお世話になり,基礎工事,建設工事と順調に進んでいます。今回は現時点での最大の後悔についてご紹介いたします。

家を建てるにあたって,後悔は付き物

家を建てている方であれば,特に初めて家を建てている方であれば,必ず後悔した点,「こうしておけばよかった」という点があるかと思います。

「間取りをこうしておけばよかった」「ここにコンセントを付けておけばよかった」「こうしたオプションをお願いしておけばよかった」などなど。

まったく後悔なくすべて希望通りに家を建てられた方って存在するのかな,と思ってしまうほど必ず存在する後悔点。わたしにもそれに気づくときがいよいよ来てしまいました

この時までは,自分で言うのもなんですが,後悔点はほとんどありませんでした。あったとしても,営業さんや現場監督さん,そして棟梁にお願いして変更してもらったり,追加してもらったりできていたからです。まあ,早めに気付いていたということでしょうか。

初めて生じた後悔点-ガラスの種類

でも,もうそれもできない失敗点が生じました。それは,入れていただくサッシのガラスを透明にするか曇りガラスにするか,という点でした。

もちろん,この点でも失敗のないようにいろいろ考えて,「ここは透明」「ここは曇りガラス」のようにお願いしていたのですが,うっかりしていたのは「小屋裏部屋の小窓サッシ」。

突き当りに2つの小窓が見えると思います。反対側(裏側)にも同じように2つの小窓がありますので,小屋裏収納部屋のまどは4つ。これらすべて曇りガラスになっていました。

誤りの原因は不明

サッシ自体は2021年1月8日に入りました。でも,小屋裏部屋への階段ができたのが1月26日でしたので,この小窓が曇りガラスになっているのに気づいたのがその日になってしまいました。

「あれっ,どうして?」と一瞬あせりましたが,「たぶん取り付けの職人さんにうまく伝わっていなくて間違ったんだろう。現場監督さんに伝わっているはずだから大丈夫」と思いました。「小屋裏の窓は透明ガラスでお願いします」と伝えたような気がしていたからです。

でも,メールの履歴を確認しても,あるいは打ち合わせの控えを確認しても,「小窓は透明ガラスで」のお願いの記録が残っていません。「もしかして,口でお願いしただけだったのかな」。

自分として,「小屋裏収納部屋の小窓は透明に決まっている」と思っていた部分はあります。なにせ,こんなところのガラスを曇りガラスにする意味がないと思っていましたので。

図面の確認ミス

もう,今となっては透明ガラスでお願いしたかどうか,その真偽は分からない状態です。それで,改めて図面を確認しました。そうしましたら,

このようになっていました。(クリックすると拡大します

なんと,窓部分に「カタ」の文字が。初めて気づいたこの「カタ」の表記。もしやと思って調べたら,これは「型ガラス」の「カタ」。「型ガラス」とは曇りガラスのことらしい

「そうだったのかー。知らなかったー」。もしかしたら常識なのかもしれませんが,「型ガラス」という言葉をこれまでの人生で使った記憶がありません

でも,家の間取り図をよく見てみると,(クリックすると拡大します

確実に「曇りガラスで」とお願いした「トイレ」「洗面所」「風呂」のガラスにも「カタ」の文字がありました。「なんで気付かなかったんだろー」。

でも,こればかりはもう遅い。取り付けられてしまいました。お願いしたとしても,たぶん「それば追加料金になりますよ」と言われるのが関の山。いくらくらいかかるのかな。

ペアガラスのサッシはかなり高価らしい

以前,棟梁がこんなことを言っていました。パパまるハウスさんとは異なるハウスメーカーで大工の仕事をしていた時に,窓ガラスを割ってしまったことがあったようです。

それもわたしの家に付いたようなペアガラスだったようですが,そのハウスメーカーではそんな時は大工が弁償することになっていたみたいです。それで棟梁は結構な金額の弁償をさせられたとのことでした。

棟梁の日々の仕事の様子を見ていると,ガラスを割っても仕方がないような。あんな重い木材や板を一人で持って家の中を運び歩いているわけですから。

でも,このお話を聞いて,ペアガラスって結構高いんだなと思った記憶があるので,今回の小窓でも4枚をお願いするとかなりの出費になりそう。取りあえず,このままにして諦めた方がよいかと思っています。

本来はきれいな夕焼けが見られるはずだった

以前にもご紹介しましたが,西側の小屋裏小窓からはきれいな夕焼けが見られるはずでした。

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でも,付けられた小窓から見ようとしても

これだけしか開きませんので正面からは夕日は見れそうにありません

斜めからは見られるかなと思って見てみましたが,

全くダメでした。「残念!」。

失敗から学んだ点

今回の失敗から学んだ点は,ハウスメーカーからいただいた資料や図面は細部まで確認し,分からないこと,知らない用語があったら確認すべき,ということでした。

わたしは結構そうしてきたつもりで,「ドアの向きは変えられるか」「床下点検口はここに付けないといけないものなのか」「窓の位置は変えられるか」「間取り図内の14720の数字はどんな意味なのか」など,答えをお聞きした上で決めてきていました。でも,甘かったようです。

それと,依頼はできるだけ記録に残しておくこと。メールで依頼したり,あるいはコピーをもらったりして保管しておくと,今回のような失敗は避けられるかもしれません。

でも,見方によっては「まあ,こんな程度の後悔で済んでいるのは幸い」とも考えられるかもしれませんね。この後,これよりも大きな後悔点が生まれなければよいのですが。