毎日,30坪平屋の建設過程を写真付きでご紹介しています。今回もご覧いただき,ありがとうございます。
今日はキッチン部分への天井材(クリアトーン)の取り付け作業が始まったことをご紹介いたします。
天井材が取り付けられる前の状態
この日は2021年2月12日。昨日の段階でリビングの吹き抜け部分以外の天井には石膏ボードが取り付けられていました。キッチンの天井部分は,2月10日の時点でこんな状態でした。
奥の天井が少し低くなっているのがキッチン部分。左に置いてある足場付近にシステムキッチンが取り付けられる予定です。
さて,2月12日の朝,9:40くらいに差し入れを持って現場へ。玄関を開けますが,家に上がる際にはいつも玄関から「おはようございます」と大きな声であいさつしています。
そうすると,奥で作業している棟梁が「おはよーす」(うまく表記できない言い方)であいさつを返してくださいます。それから中へ。
天井材取り付けの準備
この日は玄関左にある8.5帖の部屋を見て,すぐに変化に気づきました。
昨日までなかった白い線が,天井の隅に。少し拡大すると,こんな感じ。
「いよいよ天井の何かが始まったのかな」。そう思ってキッチンにいらっしゃる棟梁のもとへ。
キッチン天井への取り付け開始
案の定,天井材の取り付けをしてくださっています。
ここは最初の写真の少し下がったキッチンの天井部分ですが,ここから天井材の取り付けが始まっています。
おそらく,2月15日にシステムキッチンが取り付けられることが決まっている関係で,その前に天井材を取り付けてしまった方が都合がよいからかもしれません。
棟梁の天井材の取り付け方法をしばし観察。まず,
天井材の裏側にこのようにボンドを塗り付けて,
それをすでに取り付けてある天井材の縁にはめ込んで,しっかり天井の石膏ボードに貼り付けて,
隅の部分を「バシン!バシン!」と空気圧で出るくぎ(のようなもの)で石膏ボードに打ち付けていきます。(違う場所の写真になってしまい済みません。)
棟梁の奥には天井材が何枚も重ねられています。
一つ一つの天井材の大きさはそれほど大きくないのですが,一枚取り付けるのに結構時間をかけてやってくれています。ちなみに,この写真の撮影時間は,午前の10時9分。
キッチンへの天井材の取り付け完了
さて,この後現場を離れて自宅に帰り,自分の仕事を。そして,夕方現場に来てみると,午後4時22分の時点で
このように,キッチン部分のすべてに天井材が取り付けられていました。
もちろんですが,取り付けを行う時は首を上げて,手で天井材を押さえながらなので,かなり疲れると思います。棟梁,お疲れさまでした。
でも,12帖と8.5帖の部屋の天井はまだ取り付けられていませんので,地道な作業が続きます。
パパまるハウスさんの天井材-クリアトーン
さて,パパまるハウスさんが採用している天井材は「クリアトーン」というもののようです。これは小さな穴が開いていて,音を吸収するという特徴があるとのこと。なので,音が響くのを押さえ,室内の音が聞こえづらくならないようです。
さらに,調湿効果,加えてホルムアルデヒドを吸収するのでシックハウス症候群を押さえるという働きもあるようです。
確かに,壁に立てかけてあったクリアトーンの切れ端を拡大してみてみると,
小さな穴がたくさん開いています。(クリックすると拡大します)
この天井材,まだまだ山のようにあります。12畳の部屋には
このように積み重ねられています。
さて,取り付けられたキッチン天井はわたし的には見た目も結構きれいで,気に入りました。他の部分への取り付けも大変かと思いますが,棟梁には頑張っていただきたいです。
では,またの投稿もお楽しみに。