施主検査が行われました

よし,家を建てよう」。そう決意してから7か月。やっと家が完成しました。

その間,ハウスメーカー探し,土地探し,間取り決め,様々な契約,実際の建設など,すべてパパまるハウスの営業さん,現場監督さん,棟梁やその他の職人さんのお陰で順調に進み,家の完成までたどり着きました。関係するすべてのみなさんに感謝です。

施主検査前の浄化槽管理者とのやり取り

それで,昨日(2021年3月10日)施主検査が行われましたので,その様子をご紹介いたします。

いつもはその時撮影した写真でご紹介していますが,現場監督さんと施主検査を進めるにあたって写真を撮ることができませんでした(施主検査中に写真を撮るのは失礼かと思って)ので,可能な範囲で過去の写真を使ってのご紹介とさせていただきます。ご了承ください。

この日の現場集合は朝の10時の約束。その際に浄化槽の管理業者さんからの説明や契約があるとお聞きしていたので,少し早め,10分前に現場到着。

現場監督さんは遠くから来てくださるためか,まだ現場におられませんでしたが,浄化槽管理者の男性が待っておられました。挨拶を済ませて,早速浄化槽の説明をお聞きしました。

「7条検査」「11条検査」など初めて聞く用語も丁寧に説明してくださり,理解。検査等にかかる費用なども教えてくださり,管理費の口座引き落としのために用紙に記入などをしました。

施主検査スタート

さて,浄化槽関連の説明,書類記入が終わると,現場監督さんが到着。入れ替わりで,ここから現場監督さんとの施主検査スタート

まず,外側から。施主検査というと,施主であるわたしが傷などを探して補修を依頼する,そんなイメージでしたが,現場監督さんから積極的に「ここに傷がありますね」「ここは〇〇した方がいいですね」と提案してくださいました。わたしだけであれば,確実にスルーするところも指摘してくださいました。

そう,わたしはかなり大雑把な人間。少しの傷くらい全く気になりません。現在住んでいる家が築50年でボロボロのため,無意識にそれと比べて「完璧に建てられている」と思っているのかも。

そんなわたしが家の周りで指摘させていただいたのは,

この写真の中。どの部分か分かるでしょうか?(クリックすると拡大します)

これはZ空調の室外機なのですが,土間土台コンクリートの側面。かなり汚い。コンクリート施工後,木枠を外した際になんか残ってしまったんでしょうか。

現場監督さんにお伝えし,サンダー(というんでしょうか?)で削ってきれいにしてくれるとのこと。

施主検査における設備の説明

さて,施主検査では様々な設備の使い方,メンテナンス方法なども教えてくださいました。家の外部分ではエコキュートの手入れ方法を教えてくださいました。

これはエコキュートが取り付けられた際の写真ですが,普段は蓋で覆われているこの部分をこのように外して,コックを回し,下に溜まったお湯を抜く。このことを年に2~3回行うようです。

このことを行わないと,下に溜まったお湯から悪臭が出ることがあるようです。

家の中の施主検査

家の外の検査等が終わると,今度は家の中へ。各部屋の中を見て回りましたが,傷等は見当たりませんでした。というのは,おそらく前日だと思いますが,現場監督さんがあらかじめ見て回ってくださって,ちょっとした点は補修してくださった,とのことでした。

でも,クローゼット扉の開け閉めがなめらかではなかったようで,調整してくださいました。もちろん,わたしが気付いた点ではありませんでしたが。

その後,

扉の取っ手の調整方法,ストッパーの止め方,扉の傾きの調整方法等を教えてくださり,各設備の使い方の説明に。

まず,トイレですが,付けていただいたのは「パパまるオリジナル」という自動開閉式トイレ

自動開閉しますので,もちろんセンサーがあります。でも,数日前に来られていた設備屋さんもそのセンサーをどこに取り付けたらよいのか分からなかったようで,そのまま置いてありました。

現場監督さんもこの点はよく分からなかったようで,しかもうまくセンサーが反応しません。ある程度時間を置かないと反応しないのか,それとも他の理由なのか。

取りあえず,センサーはそのままにして,どこかの壁に取り付ける必要がある場合は,わたしが自分で取り付けることにしました。センサーの反応に関しては,あとで説明書を確認しようと思います。

その他,お風呂,キッチン,レンジ,Z空調の使い方や掃除の仕方,またインターホンや照明の使い方などを教えてくださいました。

リビング吹き抜けの照明について

最後に,これは修理や補修等ではないのですが,リビング吹き抜けの照明に関してお聞きしました。

この照明の位置,少し低すぎないでしょうか」。現場監督さんもそう感じたらしく,「もう少し上でもよかったかもしれませんね。でも,あまり上だと床に届く光が暗くなってしまうんですよね」。

確かに,施主検査の際はシャッターが開いていて,この照明もついていたのですが,それでも少し部屋内が暗い感じ。しかも,この照明は明るさ調整ができないタイプ。この他にもスタンド照明などが必要になるかも,と思いました。

これまで大変お世話になった現場監督さん

おおよそ,こんな感じで施主検査を終えました。かかった時間は2時間20分。1時間30分くらいで終わると思っていましたが,かなり掛かりました。

この日の午後は何やら別の検査があるようで,現場監督さんはこのままとどまるとのことでした。建築基準法に沿って建てられているかどうかの別の機関による検査のようです。

これまで営業さんはもちろんですが,現場監督さんにもいろいろとお世話になってきました。「ここは〇〇にしてください」「〇〇を追加してください」「〇〇はどうなるのでしょうか」。いろいろとお願いや質問をしてきました。

それで最後に,わたしの地元では少し有名なカステラをお礼としてお渡ししました。棟梁とのお別れの際にもお渡ししたものです。

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この施主検査は3月10日でしたが,3月16日は引き渡し。でも,引き渡し時には営業さんのみで,現場監督さんは来られないようです。今度現場監督さんにお会いするのは1年後の検査の際かもしれませんが,何か不都合が生じたら現場監督さんにお知らせして対応してもらうようです。

現場監督さん,これまで大変お世話になりました。でも,今後もどうぞよろしくお願いいたします。